2015年11月16日 73番出釈迦寺、72番曼陀羅寺、74番甲山寺、75番善通寺、76番金倉寺、
77番道隆寺、78番郷照寺
今日は72番曼陀羅寺から77番道隆寺まで6ヶ寺の予定だった。でも距離は20キロ無いので余裕の出発です。
7時20分にいやだに温泉を出て、昨日の弥谷寺登り口から逆の方向に地道を歩く。2万5千の地形図には「讃岐遍路道・曼陀羅道」と記されている道です。


いやだに温泉 7時20分

曼陀羅道 7時30分

大池付近 7時56分
道は余り踏まれていませんが、明確な道です。竹藪を抜けながら15分も歩くと小さな池が有り、ほとりに住宅が一軒あります。すぐに舗装道路になり、市街が見えてきます。高速道路の下を潜り、大きなため池の縁に出ます。
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国道沿い 8時 |
中腹にお堂が 8時13分 |
西行も来たんだ |
一寸国道沿いに歩いた後、すぐに国道を離れ、南に曼陀羅寺に向かいます。10分一寸で曼陀羅寺の傍に出ますが、先に73番の出釈迦寺を打つことに。
山の中腹にお堂らしきものが見えますが、あれは捨身ヶ嶽禅定なのでしょう。
西行庵の案内がある。空海と同じく西行もこの我拝師山で修行したらしい。
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出釈迦寺 8時23分〜35分 |
7歳の空海が身を投げて祈った伝説がある |
出釈迦寺からの眺め |
出釈迦寺は標高100mほど、奥ノ院である捨身ヶ嶽禅定は350mほど。徒歩30分以上かかりそうなので止める。景色はすごく良いらしい。
曼陀羅寺には大師お手植えの不老松があったが、マツクイムシ被害で枯れたとか。西行の笠掛松もある。西行は崇徳上皇の霊を弔うためこの地に庵を結んでいたそうです。
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甲山寺 9時31分 |
善通寺本堂 10時10分 |
善通寺釈迦堂 |
曼陀羅寺から30分で甲山寺です。満濃池の守護とか、善通寺の北方守護とか言われています。
弘法大師誕生の地と言われる善通寺はすぐです。さすがに規模も大きく、観光客も多いようです。
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善通寺参道 10時37分 |
県道25号線 10時57分 |
空海号は1日2本 |
本堂の東側の赤門から東北に広い参道が真っ直ぐ伸びています。金倉寺へはその参道を1キロほど歩いてから、左の細い道へ入ります。
ややこしい道ですが、遍路マークに従って、赤門から50分弱で到着しました。
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金倉寺 11時24分 |
11時50分 |
亀山城 12時38分 |
金倉寺のすぐ傍に、人気のうどん屋さんがありました。我々もそこで昼食にしました。昨日はいろいろ入れ過ぎましたが、ここは素朴なのが人気のようでした。
12時10分頃店を出て、道隆寺に向かう途中、はるか右手奥に丸亀城が見えました。
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道隆寺 13時01分 |
丸亀市に入る 13時24分 |
塩屋橋付近 13時51分 |
道隆寺は目直し薬師さまと言われる薬師如来が本尊で、270体以上の観音様の像があります。
道隆寺の角を曲がるとすぐ丸亀市に入ります。30分ほど歩いて塩屋橋を渡ると、変な休憩所みたいなベンチがありました。四国団扇と刻まれていました。
丸亀って団扇の産地ですかねえ。


14時

14時10分
道隆寺から1時間弱で丸亀駅前に出て、丸亀プラザホテルはすぐ近くでした。まだ時間も早いので郷照寺を打つことにしました。
出るとすぐ丸亀城がありました。石垣の高さは日本一だそうですね。
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讃岐富士 14時25分 |
地蔵堂 14時48分 |
閻魔堂 15時02分 |
土器川を渡ると讃岐富士と言われる飯野山が見えた。県道33号線が坂出市に入り、右手の地蔵堂で細道に入る。細道の途中で右折して郷照寺に向かう。
閻魔堂が郷照寺の入り口です。
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郷照寺 15時04分〜18分 |
郷照寺庭園 |
宇多津駅 15時47分 |
郷照寺は八十八箇所中、唯一時宗の札所です。庭園もなかなかでした。今日はここまでとして、宇多津駅に戻りました。
夜はOさんの旧友がお近くにお住まいとかで、ご一緒に食事をすることになりました。
この辺りの名物に「骨付き鶏」というのが有ると言うことで、その有名店に案内していただきました。
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おやどり |
もう一軒 |
やはり、こういうのは地元の方にお聞きしないと解りませんねえ。「おやどり」と「ひなどり」が有って、おやどりは固く味が有る。ひなどりは柔らかく食べやすい。
お好みで食べてください。
費用
昼食 350円
納経費 2240円
宿泊費 5000円
飲食費 4240円
計 11830円
翌日の遍路へ
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