熊野脇道 目次
熊野脇道とは熊野街道「伊勢路」のバイパスです。
伊勢路は伊勢神宮を出ると古市街道を外宮に進み、西へ玉城町の田丸に入ります。ここで奈良へ向かう伊勢本街道と分かれ更に西に向かって多気町野中に入ります。
ここで和歌山別街道と分かれて南下し、大台町・大宮町を国道42号線に沿って山中を南下しながら 紀伊長島で熊野灘に出会います。
熊野脇道は田丸で伊勢路と分かれて南下します。伊勢自動車道の玉城インターの下をくぐって度会町に入り棚橋で又二つに分かれます。
一方はそのまま南下して南島町で熊野灘に出会い、海岸沿いを紀勢町の錦を経て紀伊長島に出ます。南島ルートとでも呼びましょうか。
もう一方は棚橋で右折宮川に沿って大宮町滝原で伊勢路に合流します。宮川ルートと呼びましょう。
南島ルートは田丸から紀伊長島まで70キロ余り、宮川ルートは滝原まで40キロ弱でしょうか。
熊野と名がつくので、すぐにでも行きたいのですが、南島ルートは能見坂越えと錦峠あたりで2万5千に道が消えています。一寸準備が要るようです。
なので今回は宮川ルートの前半を歩いてみました。