中辺路目次

熊野古道のメインルートはやはり紀伊路です。その昔、多くの上皇や旅人は、京都から船で淀川を下り大阪へ出て、そこから和歌山を経て田辺に至り熊野本宮に向かいました。
田辺から滝尻・近露を通る山道が中辺路と呼ばれ、最もポピュラーな道です。海岸沿いを白浜・串本・那智と辿るルートは大辺路と呼ばれました。

なので、中辺路は本来紀伊田辺から歩くべきなのですが、私が初めて歩いた熊野古道は、その時は何も知らなかったので、ガイドブックに従って有名な滝尻から歩いたのでした。

中辺路全図

2007.4.29 紀伊田辺〜滝尻王子 紀伊田辺から稲葉根王子を経て滝尻へ
中世のメインルートでしょう。
       30 覗橋〜下三栖 近世ではこの長尾坂越えで滝尻に向かう
のがメインになったらしい。
2000.8.12 滝尻王子〜近露王子 私が初めて歩いた熊野古道です。
なんと言っても人気の道です。
2011年5月に再度行きました
       13 近露王子〜熊野本宮 この日は本当に疲れたのを思い出します。
ハイキング程度と馬鹿にしてはいけません。
赤木越え 中辺路の途中から湯の峰温泉に抜けます。
2001.11.25 大日越え 熊野本宮と湯の峰温泉を結ぶ1時間の峠道